年頭の挨拶

釧路市長  蝦名 大也

 新年あけましておめでとうございます。
 阿寒農業協同組合の皆様には、平成28年の新春を清々しくお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
 また、野村宏組合長はじめ役職員並びに組合員の皆様におかれましては、日頃から地域経済を支える農業の振興など、当市のまちづくりの推進に格別なるご理解とご協力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。
 就任3年目を迎えた野村組合長のもと、農業振興に結び付く各種事業を着実に実施される中、新年より農業法人の設立など新たな取組に着手されると伺い、大変期待しているところであります。
 さて、旧年における大きな話題と致しましては、TPP協定の大筋合意がございました。
 その結果、地域産業全体や農業情勢にも影響をもたらすことが予想され、皆様も大きな不安をお持ちかと思います。
 市といたしましては、国や道、関係団体等と連携を強化し不安を解消するための取組を進めて行く所存でございます。
 新年の明るい話題といたしましては、道東自動車道阿寒ICの開通が間近に迫ってまいりました。
 これにより阿寒地区の観光をはじめとした地域経済の活性化はもとより、釧路港での「国際バルク戦略港湾」の整備とあわせ、釧路市が東北海道における交通・物流の拠点となり、農業生産都市として一層の成長が期待されているところです。
 当市における農業の持続的、安定的な発展のためには、農業関係団体との連携はもとより、農業者の皆様のご理解とご協力が何より不可欠であります。
 釧路市といたしましても、農業の振興と発展のため、一層努力してまいる所存でありますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びにあたり、阿寒農業協同組合の更なるご隆盛、組合員の皆様のますますのご健勝とご多幸を心から祈念いたしまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

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